
旅ガイド
アンギラ公共フェリーガイド:マリゴからブローイング・ポイントへ
このガイドは、フランス領サン・マルタンのマリゴ・フェリーターミナルと、アンギラのブローイング・ポイント・フェリーターミナルを公共フェリーで結ぶ旅行者のためのものです。SXM空港経由で到着し、公共船を初日や帰国日に使ってよいか判断したい人に向いています。 大事なのは、港の名前を覚えることだけではありません。
文MomentBook Editorial公開
このガイドは、フランス領サン・マルタンのマリゴ・フェリーターミナルと、アンギラのブローイング・ポイント・フェリーターミナルを公共フェリーで結ぶ旅行者のためのものです。SXM空港経由で到着し、公共船を初日や帰国日に使ってよいか判断したい人に向いています。
大事なのは、港の名前を覚えることだけではありません。公式時刻表、現地発券、パスポート確認、別々に支払う料金、悪天候時の欠航リスクを含めて、旅程に十分な余裕があるかを見極めることです。2026-06-08に確認した公式情報に基づき、島全体の移動紹介ではなく、両ターミナルを使うための実用的な確認リストとしてまとめます。
先に知っておきたいこと
- 公共ルートは、フランス領サン・マルタンのMarigot Ferry TerminalとアンギラのBlowing Point Ferry Terminalを結びます。
- 国境を越える移動なので、国内線の港内シャトルではなく、有効なパスポートが必要です。
- Port de Marigotは、アンギラ行きの券は現地販売のみで、現在オンライン予約はできないと案内しています。
- 乗船時間は約20分とされていますが、支払い、保安、出入国手続き、乗船待ちの時間は別に見ておく必要があります。
- マリゴ発では、船賃、passenger head fee、アンギラ到着時のport taxを分けて準備します。
- 公示されているマリゴ発アンギラ行きの最終便は18:00、ブローイング・ポイント発マリゴ行きの最終便は17:15です。
- 悪天候では欠航があり得るため、国際線接続や返金不可の予定を一日の最終便だけに頼らないでください。

出典: 公共フェリーの到着地点を示すために使用したWikimedia CommonsのBlowing Point Ferry Terminal画像。
公共フェリーが到着日に合うかを判断する
公共フェリーが使いやすいのは、マリゴのターミナルに余裕を持って着ける場合です。港の公式ページは、このターミナルがマリゴ中心部にあり、アンギラ線が定期的に運航していると説明しています。ただし、アンギラ行きの券はオンラインで買えません。現地で支払いを済ませ、保安と出入国手続きを通り、その時点で乗れる便に乗る流れになります。
到着時間に余裕があり、荷物が扱いやすく、同じ夜に国際線や長距離移動を控えていない旅行者には、このルートは現実的です。一方、SXM到着が遅い場合、大きな荷物を持つグループの場合、最後の船を逃すと宿や航空券に影響する場合は、公共フェリーだけを前提にせず、プライベートボートやアンギラへの航空便も比較してください。
並ぶ前に料金を分けて考える
Port de Marigotは、アンギラ行き公共フェリーの片道運賃を、大人USD 30またはEUR 30、2歳から11歳の子どもUSD 15またはEUR 15と案内しています。船賃は船内で現金払いとされているため、カードやスマートフォン決済だけで港に向かうのは避けます。
マリゴ側には別のpassenger head feeもあります。4歳以上はEUR 7で、チケットオフィスでユーロまたはカードで支払い、USDは受け付けないと案内されています。アンギラ到着時にはport taxもあります。日帰り客、アンギラ住民、サン・マルタン住民はUSD 11、12時間を超えて滞在する訪問者はUSD 28とされています。
支払いは次のように分けて準備します。
- 船賃: Port de MarigotのページでUSDまたはEUR表示、船内現金払い。
- マリゴのpassenger head fee: チケットオフィスでユーロまたはカード払い、USD不可。
- アンギラのport tax: 到着後、訪問区分と滞在時間に応じて支払う料金。
- 復路: 逆方向でも手続きが続くため、出発前に最新のターミナル案内を確認します。
方向別の時刻表を正しく読む
2026-06-08に確認したPort de Marigotのページでは、マリゴ発アンギラ行きが8:30、9:30、10:30、11:30、12:30、13:30、15:00、16:30、17:15、18:00と掲載されています。同じページでは、アンギラのBlowing Point Port発マリゴ行きが7:30、8:30、9:30、10:30、11:30、12:30、14:00、15:30、16:30、17:15と案内されています。
Port de Marigotの別の告知は2026年1月31日に公開され、2026年2月1日から11:30の便が加わり、1日10便になったと説明しています。古いホテル案内や第三者サイトには以前の時刻が残ることがあります。実際に移動する前は、現在の公式ターミナルページと当日の告知を優先してください。
パスポート、発券、港での流れを整える
フランス領サン・マルタンとアンギラの両方で使うパスポートを持参します。アンギラ政府ページは、セント・マーティンで入国審査を通過するには有効なパスポートが必要だと記載し、Port de Marigotもアンギラ線ではパスポートが必要だと案内しています。国籍によってどちらかの側で追加の許可が必要な場合は、切符を買う前に確認してください。
マリゴでは、ひとつの窓口ですべてが終わると考えないほうが安全です。支払い、保安または搭乗エリアへの入場、出入国手続き、乗船の順で進みます。Port de Marigotの告知には、保安検査と搭乗エリアへのアクセスにバーコードチケットが必要だという案内もあるため、航海時間が短いからといって港到着をぎりぎりにしないでください。
最終便と天候の余裕を守る
地図では短い海峡越えに見えますが、リスクは一日の終わりに集中します。港のページは、マリゴ・フェリーターミナルが祝日を含め毎日開いている一方、悪天候の場合は例外があると説明し、営業時間を8:30から18:00としています。FAQでも、天候による欠航時には乗客に通知するとされています。
日帰りなら、ビーチで過ごす時間からではなく、帰りの船から逆算します。サン・マルタン側で航空便、夕食予約、別のフェリーに接続する必要があるなら、ブローイング・ポイント発の最終公示便17:15より早い便を選ぶほうが堅実です。海況が悪そうな日は、最後の船が必ず動く前提で予定を組まないでください。
一日を狂わせやすい失敗
最初の失敗は、公共フェリーを予約済みの空港シャトルのように扱うことです。公式ページはアンギラ行きのチケットが現地販売のみだと示しているため、列に並ぶ時間と支払い方法の余裕が必要です。次の失敗は、USD 30またはEUR 30の運賃だけを見て、別のhead feeとアンギラのport taxを忘れることです。
もうひとつの失敗は、フランス側マリゴの公共フェリーと、オランダ側空港付近のボートサービスを混同することです。このガイドが扱うのはMarigotとBlowing Pointを結ぶ公共ルートだけです。Princess Juliana International Airportからリゾート桟橋へ直接向かうサービスは、別の桟橋、別の料金体系、別の乗船ルールを使う場合があります。
別の移動手段を選ぶべき人
飛行機の到着が最終便に近い人、待ち列や荷物の扱いが負担になるグループ、船を逃した場合の損失が公共フェリーで節約できる金額を上回る人は、別の移動も検討してください。公共フェリーの価値は、時間に余裕があり、港での手続きそのものを旅程に入れているときに最も高くなります。
それでも、このルートは多くの旅行者にとって実用的です。日中の便数が多く、主要なマリゴとブローイング・ポイントのターミナルを使い、経路が単純だからです。早めに戻れる日帰り、明るいうちに着く初日、または早い便を確保できる出発日なら、公共フェリーは良い選択になります。
出発前に確認すること
旅行当日は、Port de Marigotのフェリーページで自分の方向の始発と最終便を再確認します。料金表記も読み直します。船賃、マリゴのpassenger head fee、アンギラのport taxは支払い場所と方法が異なるからです。パスポート、船賃用の現金、マリゴの手数料用カードまたはユーロ、両側の出入国手続きに使う時間をそろえてください。
古いアンギラ政府の表、ホテルの案内、サン・マルタン港のページで時刻が違う場合、平均を取って判断しないでください。最新の公式ターミナル告知を基準にし、返金不可の次の予定を入れる前に現地でも確認するのが現実的です。